山里屋老舗は天保十年(1839年)に初代山口文蔵が高橋地区の船着き場で創業したと伝わります。明治中頃まで有明海に注ぐ六角川の船運が流通のメインであり、武雄市の東に位置する朝日町高橋が物流と商業の中心として栄えていました。鉄道が開通後に武雄温泉通りに転居し、温泉通りの角地に”角屋佐平”として店舗開業しました。
臨時店休日のご案内
山里屋老舗は天保十年(1839年)に初代山口文蔵が高橋地区の船着き場で創業したと伝わります。明治中頃まで有明海に注ぐ六角川の船運が流通のメインであり、武雄市の東に位置する朝日町高橋が物流と商業の中心として栄えていました。鉄道が開通後に武雄温泉通りに転居し、温泉通りの角地に”角屋佐平”として店舗開業しました。
大正5年(1915)武雄楼門ができた折に山里屋老舗として現在地に店舗を移し、4代目山口佐平が「百合羊羹」を考案、全国名産品展覧会にて一等金牌賞を受賞いたしました。4代目と5代目が「ゆず最中」「ゆの露」「丸ぼうろ」を完成させ、武雄を代表するお菓子といわれるようになりました。
現在も厳選した品数で完成度の高い手作りのお菓子作りを目指しています。武雄に帰省されたお客様からは武雄の「ソウルフード」だとの評価はうれしい限りですが、これからも努力を重ねてより心に残るお菓子作りを目指します。
輸入砂糖や菓子と関わりの深い長崎街道「シュガーロード」を辿ると、長崎街道の歴史だけでなく、400年以上もの時をかけて発展し続ける砂糖や菓子の文化に触れることができます。
長崎、佐賀と小倉を繋ぐ長崎街道沿いの地域には、砂糖や外国由来の菓子が多く流入し、独特の食文化が花開きました。2020年に「砂糖文化を広めた長崎街道~シュガーロード~」の構成文化財として日本遺産に認定されました。
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